観る・芸能 金武観音寺
戦禍を免れた古い建築様式をとどめた貴重な木造建築
敷地内には樹齢約350年のフクギや、金武権現と水天が祀られた日秀洞があります
観音寺は16世紀に西方浄土を目指して和歌山県から船を出して金武湾にたどり着いた日秀上人によって開かれました。
現存する観音寺は、昭和17年に再建されたものですが、建築手法には近世社寺の手法が取り入れられています。 沖縄県下の社寺建築の多くは、今次大戦で焼失しましたが、幸い観音寺は戦災を免れ、古い建築様式をとどめた貴重な木造建築として今日に至っています。
観音寺入り口 入り口向かいには駐車スペースがあります。
観音寺の敷地内を踏み入れると、金武町指定文化財に指定されている「金武観音寺のフクギ」があります。
フクギは常緑の高木で、風や潮害に強いことから沖縄各地で屋敷林として植えられています。
このフクギはなんと推定樹齢約350年。金武観音寺の長い歴史を見守っています。
お堂に向かって右側には「日秀洞」と呼ばれる洞窟があります。
ここには観音寺鎮守「金武権現(熊野三所権現)」と「水天」が祀られています。
午前7時〜午後4時まで観覧することができます。
日秀洞内
洞窟内は聖地ですので、マナーを守って観覧しましょう。
[金武町指定文化財]
基本情報
所在地 | 沖縄県国頭郡金武町金武222 |
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駐車場 | あり |
お問い合わせ先 | 金武観音寺 |
TEL | 098-968-2411 |
ウェブサイト | http://www.town.kin.okinawa.jp/guide/213/214 |
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