アクティビティ・買う 紅型染め体験[前田びんがた工房]
作家さん自らの手ほどきで、
色鮮やかな沖縄の伝統染めに親しむ
沖縄の伝統工芸である紅型(びんがた)は、琉球王国時代の14〜5世紀ごろに発展したと考えられている染色の技法で、古くは女性の礼装などとして用いられ、その華やかな色や柄は、王族や氏族・諸外国の人びとまでをも魅了してきました。現代では、暮らしの中で気軽に取り入れられる工芸品や装飾品としても親しまれ、作家さんや工房ごとに個性ある作品が登場しています。
沖縄自動車道金武ICから車で5分ほどの「前田びんがた工房」は、沖縄県立芸術大学で染色を専攻し、首里の「城間びんがた工房」で修行した紅型作家・前田直美さんの工房。こちらでは、予約制で技法の一部である色挿し体験ができます。
所用時間は2時間ほど。トートバッグや額に入れて飾れる小さめの型を使い、染料を手挿ししていきます。
金武町の特産品である田芋の葉と鳥、桜や伝統柄をアレンジしたボタンなど約12種類の型から好きなものを選んで、さぁトライ!
色見本を参考にしながら、あなた自身のセンスで塗り分けていきましょう。薄い下色に濃い色を重ねていくことで、紅型ならではの「隈取り(くまどり)」と呼ばれる美しいぼかしが生まれます。
まったく同じ型を使っても、色合いの違いで仕上がりに個性が出るのも楽しいですね!
色を挿したら、そのまま持ち帰って1週間くらい乾かし、糊(写真の薄い青色の四角い部分)を水洗いしたら完成です。
沖縄ならではの工芸に触れながら、長く使える自分だけのアイテムが手に入る機会は沖縄リピーターにも貴重な経験では? 永く記憶に残る旅のワンシーンになりそうです。
基本情報
所在地 | 沖縄県国頭郡金武町字金武7965 |
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駐車場 | あり(10台) |
営業時間 | 10:00〜18:00 ※体験は予約制 |
定休日 | 土・日曜日 |
お問い合わせ先 | 前田びんがた工房 |
TEL | 098-968-4463 |
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