特集

安積美加がナビゲートする夜の金武町の歩き方 <新開地編>

まるで外国!? 地元ウチナーンチュと外国人のチャンプルーな社交の場「新開地」はとっても楽しいサ〜♪

金武新開地で遊ぼう!

ナビゲーター紹介

propho_mika-asaka安積美加(Asaka Mika)
那覇市在住の司会業もこなすライター。琉球弧の島々に伝わるウタや民俗芸能、祭祀がおもなフィールドワーク。海とウトゥ(音)を愛する根っからの旅人でサキジョーグ(酒好き)。

新開地とは?

新開地とは?

キャンプ・ハンセン向かいに広がる「金武町社交街」。ハンセンの歴史とともに歩んできた金武町社交街が「新開地」です。キャンプ・ハンセンが本格始動した1957年頃から、キャンプ・ハンセンの兵士たちをターゲットとした歓楽街・新開地が形成されていきました。最盛期はベトナム戦争時代。新開地はたくさんの筋肉ムキムキのアメリカ兵で溢れ、日夜そこかしこにドル紙幣が舞い降るお祭り騒ぎ。当時の新開地はまるで異国だったそうです。

現在も新開地の路上を行き交う外国人で溢れる週末はまるで外国みたい!

新開地は金武町の銀座?!

「新開地は金武町の銀座です!」といわれるほど、新開地はいまも昔も金武町随一の繁華街として親しまれています。地元ウチナーンチュで埋まるお店、9割以上は外国人のバー、ウチナーンチュと外国人が半々というお店まで、さまざまなタイプのお店がありますが、特筆すべきは、いずれにしても“新開地は国境を超えた社交の場である”ということです。

新開地の楽しみ方

<新開地はbar-hopping(ハシゴ酒)に最適!>

新開地はbar-hopping

新開地は歩いてまわれる広さです。金武町にお泊りの方は、代行さんよりもタクシーの方がつかまえやすいので、タクシーでの往来がオススメ。代行でお帰りの方は金武町公共駐車場またはアクティブパークにクルマを停めましょう。どちらも無料で駐車できます。

さぁ、Let’s go bar-hopping!

<新開地の歩き方>

新開地にいこうよ!

夕方5時オープンのお店はもちろんのこと、22時オープンというバーも多く、朝5時まで営業しているお店もいくつかあります。なので、安心して朝までトコトン新開地で飲み明かせます!(笑)
外国人客の多いお店は、オーダーの都度支払うcash on deliveryのところが多く、支払いは日本円、米ドルはもちろん、たいていのバーはクレジットカードもOK。

また、ほとんどのお店には日本人スタッフがスタンバイしているので言葉の心配はいりませんよ。

payday

テンションの高い外国のような雰囲気を味わうなら、ハンセンのPay Day(給料日)直後の金曜の夜がイチオシ! カメラと三脚を携えて、夜の新開地を撮影しながら歩いていると、多くのアメリカ人が「カメラ!? 写して!!」とカメラの前に集まってきてポーズをとってくれます。

こちらがお願いしたワケでもないのに、喜々としてカメラに写る彼らの屈託のない笑顔、この陽気さも新開地らしさのひとつでしょう。

paydayは月に2回、1日と15日です。20〜23時頃が最高のテンションだはずー。

ビリヤードの密集率は沖縄県下随一!
新開地はビリヤードとダーツが盛んなんです!

ビリヤード

多くのお店にはダーツやカラオケがあります。なかには早い時間は中高生たちがダーツを投げているお店もあるほど。感心したのは、帰る前に自分たちが使ったところは掃除をすること、中学生は20時には帰るなど、ルールを決めて大人たちが見守るなか健全に子どもたちも遊んでいるという点です。

また、「新開地にはビリヤード台を置いているお店が50軒以上あると思いますよ」とおっしゃる方も。
ということで、ビリヤードを置いているお店の密集率は沖縄県下随一!
ほとんどのお店はドリンクをオーダーすればビリヤードはフリー(無料)。ダーツ&ビリヤードを楽しむのも新開地スタイルです。

新開地のお店をご紹介!

個性豊かで魅力的なお店がたくさんある新開地。オススメしたいお店はたくさんあります!!
ので、第2弾があると信じて、第1弾をご紹介!

UNDERGROUND KIN

<客層比率> 日本人:外国人=1:9
マイ・セレクトのゴキゲンな音楽でいつも元気な17時オープンのバー!
1軒目or2軒目にオススメ! BGMガンガンのバーでテンションを上げていきましょ!

UNDERGROUND KIN

UNDERGROUND KIN

お食事&酒処 南風

<客層比率>日本人:外国人=9.5:0.5
沖縄ならではの手料理と、元バスガイドの名物女将が楽しませてくれます!
お客様次第がモットーで営業時間はあってないよう。明かりが点いていたらまずは入ってみて!

お食事&酒処 南風

お食事&酒処 南風

TEA-ROOM まっちょ

<客層比率>日本人:外国人=9.5:0.5
子どもから大人まで! 幅広い年代のダーツ好きが集う居酒屋さん!
外観は喫茶店だけど、地元ウチナーンチュが集うアットホームな居酒屋さん。
ぜひダーツにチャレンジを!

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TEA-ROOM まっちょ

CLUB SHANGRILA

<客層比率>日本人:外国人=1:9
まるで外国のクラブ!?
外国人で溢れる華やかな老舗ダンスクラブで踊ろう!遊ぼう!!
クラブ好きにはぜひ訪れてほしい老舗クラブ。最高潮の狙い目はPay Day直後の金曜22〜23時!

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CLUB SHANGRILA

Q.S

<客層比率>日本人:外国人=4:6
ビリヤード好きのオーナーが営むアメリカンスタイルの落ち着いたプール・バー
ゆったりとした造りのプール・バーは、ゆっくりと会話を楽しみたい方にオススメ!

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Q.S

まとめ

いまベールを脱ぐ新開地! 新開地はとても楽しいオモシロイ! さぁ、新開地へ飛び込もう!

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これまで、新開地の情報はほとんど外部に聞こえてきませんでした。情報もなく、イメージが先行してか、内心、ちょっとコワイ、ちょっとアブナイというイメージがありました。が、実際プライベートでホロホロと夜の新開地を飲み歩いてみると、新開地はフレンドリーで話好きな方が多い、異国情緒の溢れるとても楽しいトコロだとわかりました。
今回、インターネット初登場のお店がいくつもあります。ぜひ「金武町公式観光サイトvisitkintownを見てきましたー!」と笑顔で挨拶してみてください。なにか楽しい展開になるかもしれませんよ!

安積美加がナビゲートする夜の金武町の歩き方 <新開地編>

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